2017年4月1日土曜日
☆マーク・パドモアが歌う、シューベルト連作歌曲集「美しき水車屋の娘」 in いずみホール
昔からファンだったパドモアさんの歌う「美しき水車屋の娘」を聴きに行ってきました。普段はポール・ルイスのピアノ伴奏のアルバムを聴いていたので、今回のティル・フェルナーさんの伴奏は雰囲気が違い最初は戸惑いましたが、徐々に慣れてきました。パドモアさんの表情や動きを近くで拝見することで、あぁこの曲は甘くせつない歌なんだなとか、怒りに満ちた場面なんだなとか、臨場感を持って聴くことができました。ピアノの伴奏も一体化して溶け合っていました。最後の「小川の子守唄」を歌うときパドモアさんはピアノから少し離れて移動したことは、主人公がなくなかったことを表したいのかなと思いました。
アンコール曲は歌われなかったのですが、繰り返しの拍手とブラボーに答えて、何ども再登場してくださいました♫ピアノ一台と歌手一人だけで、こんなにお客さんを酔わせることができて、すごい歌い手さんだなぁと改めて思いました。
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